休職中、会社に戻るのが怖かった|今は決めないと決めた理由
📘 休職シリーズ 第10話
この記事は休職シリーズ第10話です。
休職を決断してから心が回復していくまでの過程を、実体験ベースで書いています。

前回は、休職中に少しずつ心と体が回復していく中で感じた変化について書きました。
休職シリーズ第9話「休職中に削った支出・削らなかった支出|お金が減る中で決めた優先順位」

休職すると、多くの人が最初に考えるのは、「このまま元の職場に戻れるのか」ということかもしれません。

私もそうでした。

休職してすぐの頃は、毎日のように求人を見ていました。

営業職として今の会社に戻るべきなのか。
それとも、もう少しプレッシャーの少ない事務職のような働き方を探した方がいいのか。

考えれば考えるほど、不安ばかりが増えていきました。

「戻ってまた同じことになったらどうしよう」
「今の自分に営業なんてできるのかな」
「でも生活のことを考えると、早く働かなきゃいけない」

そんなことばかり頭の中をぐるぐるしていました。

仕事を休むと、お金の不安も大きかったです。傷病手当金が振り込まれるまでの間の不安については、傷病手当金が入るまで不安だった|休職3ヶ月目に感じたお金の現実に書いています。

でも、あるとき気づいたんです。

今の体調のままで、この先の働き方を決めようとしても、本当に自分に合う答えなんて見えないということに。

📚 休職シリーズ(全15話)

  1. 第1話|適応障害で休職するまで|限界に気づけなかった働くシングルマザーの記録
  2. 第2話|限界を超えた先で、私は休むことを選んだ
  3. 第3話|適応障害で休職を子どもに伝えた夜
  4. 第4話|適応障害で休職しても休めなかった
  5. 第5話|何もできない罪悪感と焦り
  6. 第6話|毎月の固定費が怖かった
  7. 第7話|傷病手当金が入るまで不安だった
  8. 第8話|財産目録が少しだけ助けてくれた
  9. 第9話|削った支出・削らなかった支出
  10. 📍 第10話|会社に戻るのが怖かった
  11. 第11話|休職しても何もできなかった理由
  12. 第12話|うつは理解されにくい
  13. 第13話|留学と高校入学が重なった家計のリアル
  14. 第14話|短期のお金は投資しない|NISAを減額して気づいたこと
  15. 第15話|生活防衛資金が100万円を切った日

求人を見続けても、答えは見つからなかった

休職したばかりの頃は、「次」を探せば安心できると思っていました。

求人サイトを開いて、条件を見て、仕事内容を見て。

でも、見れば見るほど苦しくなりました。

どの仕事も、自分ができる未来が想像できなかったんです。

その頃の私は、まだ一日中起きていることも難しく、ほとんど横になって過ごしていました。

そんな状態で「次の仕事」を考えること自体が、今思えば無理のあることでした。

仕事を変えるかどうか。
戻るかどうか。

それは体調が整ってから考えること。

そう思えるようになって、少し気持ちが楽になりました。

💜 答えが見えない時期、私がしていたこと

答えが見えない時期、私は頭の中の不安を書き出して整理していました。
考え続けるだけでは整理できないことも、書くことで少しずつ見えてくることがあります。
そんな経験から作ったのが「思考整理ノート」です。
今すぐ答えを出すためではなく、自分の気持ちを少しずつ見える形にするためのノートとして作りました。

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心療内科の先生に言われたこと

心療内科の先生にも相談しました。

「今はまず体調を整えることが先です」

そう言われました。

そして、もし職場に戻ると決めたときには、

そういったことを事前に会社としっかり話し合うことが大切だとアドバイスをもらいました。

私はそれまで、「戻るなら元通りに働かなきゃいけない」と思い込んでいました。

でも、本当はそうじゃない。

戻るにしても、自分を守る形を作っていい。

その考え方を知れたことは大きかったです。

今は「整えること」を優先している

今もまだ、半日ほど横にならないと頭痛やめまいが出ることがあります。

正直、完全に元気とは言えません。

でも、一ヶ月前は一日起き上がれなかったことを思えば、少しずつ確実に回復しています。

だから今は、動ける時間を大事にしています。

好きな本を読む。
デザインをする。
文章を書く。

自分が楽しいと思えることを、無理のない範囲でやるようにしています。

それだけでも、心が少しずつ戻ってくる感じがあります。

将来への不安を整理するために家計も見直しました。収入が止まっても落ち着いていられた理由は、収入が止まっても落ち着いていられた理由|私立高校進学と留学費用が重なった家計管理に詳しく書いています。

子どもとの時間が増えたこと

休職して気づいたことのひとつが、子どもとの時間の大切さでした。

朝、落ち着いて「いってらっしゃい」と送り出せること。

帰ってきた子どもに「おかえり」と言って、その日の話を聞けること。

働いていた頃は、気持ちにも時間にも余裕がなくて、流れるように過ぎていた時間でした。

休職をどう子どもに伝えるか、私がどれほど悩んだかは適応障害で休職を子どもに伝えた夜に書いています。それでも今は、そのひとつひとつがとても大事に感じます。

この時間は、今しかない。

そう思えるようになりました。

焦ることをやめることが、回復への近道だった

休職すると、焦ります。

仕事のこと。
お金の自立。
将来のこと。

考えない日はありません。

でも、今の私が感じているのは、

焦って答えを出そうとしないことが、回復への近道だということです。

元の会社に戻るのか。
転職するのか。
働き方を変えるのか。

その答えは、元気になった自分が出せばいい。

今はまだ、その途中。

だから今は「決めない」と決めました。

それだけで少し、生きるのが楽になりました。

💜 もし今、復職するか転職するかで悩んでいるなら

無理に答えを出さなくても大丈夫です。
体調が戻ると、見える景色は変わります。
今は「決めること」より、「整えること」。
焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。

💜

ここまで読んでくださってありがとうございます。

同じように悩んでいた過去の自分に向けて書いています。

これからも、日々の気づきや心の整え方のことを発信していきます。

よかったら、また読みにきてください。

📖 休職シリーズ 第10話 / 全15話
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