話し合う女性たち——休職を子どもに伝えた夜のイメージ

適応障害と診断され、休職を決めたとき——一番迷ったのは、娘たちに、どう伝えるか。

「ちゃんとしなきゃ」と走り続けてきたシングルマザーの私が、仕事を休む。子どもにそれを話した夜のことを、今日は書こうと思います。

休職を考えている方、すでに休職中の方、そして「子どもへの伝え方がわからない」と悩んでいる方に、この記事が届けば嬉しいです。

👉 ここに至るまでの経緯は、休職という決断をご覧ください。

話す前の私——図書館で時間を過ごしていた日々

実は、休職してしばらくの間、子どもたちには会社を休んでいることがバレないようにしていました。いつも通りの時間に身なりを整えて、図書館で時間を過ごす日々が続いていました。

心療内科の先生に「それでは心身ともに休むことができない。子どもたちにちゃんと話して、しっかり休むように」と助言を受け、その夜ずっと話すタイミングを窺っていました。

「ちゃんと学校に行きなさい」「ダラダラしないの」——そう言い続けてきた私が、仕事を休む。

情けないと思われないだろうか。
不安にさせてしまわないだろうか。

そんな気持ちを抱えたまま、夕食を終えた後、娘たちに声をかけました。

子どもたちの反応——私が予想していなかった言葉たち

「お母さん、少し仕事を休もうと思ってる」

そう切り出したとき、娘たちはいつもと変わらない様子でその場にいました。そして次々と、こんな質問をしてきました。

娘たちからの質問

「会社は大丈夫なの?」
「どういう症状があるの?」
「休んでいる間はどういう制度があるの?」
「病院ではどういう治療を受けるの?」

泣かれるかと思っていた。責められるかとも思っていた。

でも娘たちは、状況を理解しようと、落ち着いて受け止めてくれました。

お金のことやら、心の中では不安もあったかもしれない。それでも、大げさに心配されるより普通に接してくれたことが、私にはいちばん嬉しかった。胸がスッと軽くなりました。

「ママのお仕事している姿が好き」——長女の一言

話が落ち着いた頃、長女がぽつりと言いました。

「ママがお仕事している姿好きだから、また同じ仕事に戻れるといいね」

何も気づいていないと思っていたのに。

笑顔で話す娘たち——ずっと見ていてくれた

娘たちは、忙しく働いている私のことを、ずっと密かに見ていたんだな——そう気づいたとき、胸が温かくなりました。

話し終えた夜——何かがほどけた気がした

特別な夜ではなかった。でも私の中では、何かがほどけた夜でした。

話してよかった。

それだけを思いながら、その夜は久しぶりに、少し穏やかな気持ちで横になることができました。

隠し続けていたら、私はもっと孤独だったと思います。

完璧じゃないお母さんでいい。弱いところを見せても、家族は壊れない。

休職中の子どもへの伝え方——同じ悩みを持つ方へ

今、この記事を読んでいるあなたが、もし「子どもにどう伝えればいいかわからない」と感じているなら——

正直に話すことを、恐れないでください。

子どもは思っている以上に、あなたのそばにいます。そしてあなたが思っている以上に、ずっと前からあなたのことを見ています。

次回は、休職中の実際の日々について書きます。次女がかけてくれたある言葉が、今も忘れられません。

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休職中、何も考えられない日が続いていました。頭が動かない。感情も整理できない。そんな日々の中で、少しずつ自分の気持ちを書き出すようになりました。うまく言葉にならなくても、ただ紙に向かう時間が、少しだけ呼吸を楽にしてくれた気がします。その経験から生まれたのが、このノートです。

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