休職中の過ごし方|ジャーナリングで気づいた7ヶ月目の変化
📘 休職シリーズ 第16話

前回は、生活防衛資金が100万円を切ってもなお、休職延長を決めた理由について書きました。
休職シリーズ第15話「生活防衛資金が100万円を切った日|それでも休職延長を決めた理由」

休職していると、「私は本当に前に進んでいるのかな」と分からなくなることがあります。

元気な日もあれば、何もしたくない日もある。
外に出られたからといって、すぐ仕事に戻れるわけでもない。
少し調子がよくなったと思った翌日に、また体が重くなることもあります。

休職に入って、気づけば7ヶ月が経ちました。
そんな毎日の中で、昨日ふと、これまでのジャーナリングを見返してみました。

すると、自分では気づいていなかった小さな変化が、記録の中にはっきり残っていました。

📚 休職シリーズ(全16話)

  1. 第1話|適応障害で休職するまで|限界に気づけなかった働くシングルマザーの記録
  2. 第2話|限界を超えた先で、私は休むことを選んだ
  3. 第3話|適応障害で休職を子どもに伝えた夜
  4. 第4話|適応障害で休職しても休めなかった
  5. 第5話|何もできない罪悪感と焦り
  6. 第6話|毎月の固定費が怖かった
  7. 第7話|傷病手当金が入るまで不安だった
  8. 第8話|財産目録が少しだけ助けてくれた
  9. 第9話|削った支出・削らなかった支出
  10. 第10話|会社に戻るのが怖かった
  11. 第11話|休職しても何もできなかった理由
  12. 第12話|うつは理解されにくい
  13. 第13話|留学と高校入学が重なった家計のリアル
  14. 第14話|短期のお金は投資しない|NISAを減額して気づいたこと
  15. 第15話|生活防衛資金が100万円を切った日
  16. 📍 第16話|休職中の過ごし方|ジャーナリングで気づいた7ヶ月目の変化

私のジャーナリングは、色でも記録しています

最近の私は、毎日の記録に簡単な色分けをしています。

特別なルールがあるわけではありません。
その日のことを少し書いて、最後に「今日はこんな日だったな」と色をつけているだけです。

見返してみると、休職に入って最初の数ヶ月は、グレーがとても多いことに気づきました。

体が重い日。
何もする気になれなかった日。
気持ちが沈んでいた日。

当時は、その一日一日を過ごすことで精いっぱいだったので、「グレーばかりだ」と意識する余裕もなかったのだと思います。

でも、ここ数ヶ月で少しずつ変わっていました。

オレンジがある。
ピンクもある。
ブルーも増えている。

もちろん、グレーがなくなったわけではありません。
ただ、一面グレーだった記録が、少しずつまだらになっていました。

そのページを見たとき、
「ああ、私、少しずつ変わっていたんだな」
と初めて気づきました。

回復は、ある日突然「元気になる」ものではなかった

休職してから、私は何度も「これだけできるなら、もう仕事に戻れるんじゃないか」と自分に問いかけました。

友達や家族と会えるようになったり、外に出られる日が増えたり——できることは、少しずつ増えてきました。
でも、それと仕事復帰はまた別の話でした。

元気な時間が増えたからといって、毎日安定して働ける状態になったわけではありません。
今でも波はあります。調子が悪い日もあります。

だから「元気になった」「治った」と言い切れる感覚ではありません。
ただ、以前よりも、心地よく過ごせる時間が増えてきた。

今は、その変化をそのまま受け取っていいのかなと思っています。

ジャーナリングは、自分では見逃してしまう変化を教えてくれる

毎日を過ごしていると、昨日と今日の違いなんてほとんど分かりません。
「今日もあまり変わらなかったな」と思う日の方が多いくらいです。

でも、数ヶ月分をまとめて振り返ると、自分では気づかなかった変化が見えてきます。

私はジャーナリングを、「前向きになるため」に書いているわけではありません。
元気なことを書く必要もないし、きれいにまとめる必要もない。
その日の自分を、その日のまま残す。それだけです。

でも、その記録がたまったとき、今の自分だけを見ていたら気づけないことを、過去の自分が教えてくれることがあります。

今回、休職7ヶ月を振り返ってみて、
悪い日がなくなったわけではない。でも、悪い日以外の日が増えていた。

それに気づけたことが、私にとってはとても大きなことでした。

ジャーナリングって、本当に自分の小さな変化に気づかせてくれるんだなと、改めて思いました。
(まだジャーナリングを始めていない方は→ジャーナリングの始め方|何も考えられない日は1行でいい

お金の使い方にも、少し変化がありました

休職中は、心や体だけではなく、お金のことも大きな不安のひとつです。

傷病手当だけで家族3人が生活していくとなると、正直、ゆとりがあるとは言えません。
(傷病手当と生活費のリアルな話は→生活防衛資金が100万円を切った日|それでも休職延長を決めた理由

だから、以前より外食を控えるようになりました。
生活雑貨も、「これ、本当に今必要かな」と、一度考えてから買うことが増えました。

でも、不思議と最近は「我慢ばかりしている」という感覚ではなくなってきています。
その理由のひとつが、断捨離でした。
(→節約と断捨離の関係|物を減らして家計を改善する5つの方法

家にあるものを少しずつ見直して、使っていないものを手放して、本当に気に入っているものだけを残していく。

すると、新しいものを増やすより、今あるお気に入りのものを大切にして、シンプルに暮らしたいと思うようになりました。

収入が減ったことで、自由に使えるお金が減った。それは事実です。
でも同時に、「私は何にお金を使いたいんだろう」と考えるようにもなりました。

必要だから買うのか。なんとなく欲しいから買うのか。今の私に、本当に必要なものなのか。

以前より少し立ち止まって考えられるようになったことも、休職してから起きた変化のひとつだと思います。
(そのきっかけになった記録は→家計簿が続かなかった私が、4つのシートに変えた理由

休職中だからこそ、自分にとって心地いい時間を

以前は、休職しているのに元気そうに外を歩いていたら、会社の人にどう思われるだろう、と考えることもありました。
元気なのに休んでいると思われないかな、と。

だから外出することにも、人と連絡を取ることにも、少し気を使っていた時期があります。

でも今は、元気があるなら、その日にやりたいことをしていいと思えるようになりました。

人に会いたい日は会う。
本屋に行きたい日は行く。
歩きたい日は歩く。
家を整えたい日は掃除をする。
何もしたくない日は、何もしない。

休職中だからといって、毎日同じように静かに過ごさなくてもいい。
回復には波があるからこそ、その日の自分に合わせて過ごせばいいのだと思います。

今はまだ、回復の途中

仕事のことも、これからの生活のことも、まだすべて答えが出たわけではありません。
体調に波もあるし、お金の不安がなくなったわけでもありません。

それでも、休職に入ったばかりの頃の自分と比べると、少し違うところにいる。
それを今回、ジャーナリングが教えてくれました。

大きく変わらなくてもいい。
「昨日より元気になった」と毎日感じられなくてもいい。

振り返ったときに、あの頃より少し、心地よく過ごせる時間が増えている。
それだけでも、ちゃんと変化なのだと思います。

もし今、「何も変わっていない」と感じている人がいたら、今日のことを一行だけでも残してみるのもいいかもしれません。
数ヶ月後の自分が見返したとき、今はまだ気づいていない小さな変化を、見つけられるかもしれません。

💜

ここまで読んでくださってありがとうございます。

まだ答えが出ていない中で、正直に書きました。

同じように「何も変わっていない」と感じている誰かに、届いたらいいな、と思っています。

よかったら、また読みにきてください。

📖 休職シリーズ 第16話 / 全16話
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