この記事でわかること
- ✔ 家計簿が続かなかった、本当の理由
- ✔ 「毎日記録する家計簿」をやめた理由
- ✔ 月1回・15分だけで、2022年から4年以上続いている方法
- ✔ 実際に書いている「4つのシート」の中身
こんにちは、HANAです。
「今年こそ、家計簿をつけよう」
そう決めて買ったかわいいノートが、3ページ目から白紙のまま——。
そんな経験、ありませんか?
私は、何度もあります。
手書きのノート、家計簿アプリ、エクセルの表。いろんな形を試しては、途中でやめてしまう、を繰り返してきました。
でも今は、家計の記録が2022年から4年以上、無理なく続いています。
変えたのは、意志の強さではありません。「毎日つける家計簿」をやめて、月1回書くだけの「4つのシート」に変えた。それだけです。
今日は、家計簿が続かなかった私に何が起きていたのか、そしてどう変えたら続くようになったのかを、お話しします。
いま振り返って分かるのは、続かなかった原因は私の意志が弱かったからではなく、仕組みが生活に合っていなかったからだということ。まずは、その挫折の記録からお話しさせてください。
私の家計簿、挫折の歴史
離婚してシングルマザーになってから、「家計をちゃんとしなきゃ」という気持ちはずっとありました。
だから、何度も家計簿に挑戦しました。
- 手書きのノート……最初の1週間はきれいに書けて満足。でもレシートが溜まった週末に力尽きる
- 家計簿アプリ……入力は楽なのに、費目を選ぶのが面倒になって、気づいたら「未分類」だらけ
- エクセルの表……凝った表を作ることに満足して、肝心の入力が続かない
仕事と子育てだけで毎日ぎりぎりなのに、夜、疲れた頭でレシートと向き合う。それが何ヶ月も続くはずがなかったんです。
続かなかった理由は、意志の弱さじゃなかった
あとから振り返ると、続かなかった理由は3つありました。
1. 「毎日つける」前提だったこと
毎日つける家計簿は、1日サボると2日分、3日サボるとレシートの山になります。
穴があくと「もういいや」になる。疲れている日があるのが当たり前のひとり親に、毎日の作業は向いていませんでした。
2. 費目(カテゴリー)が多すぎたこと
娯楽費、趣味、通信費、光熱費、住宅費、交通費……と、費目を細かく分けすぎて、仕分けそのものに疲れていました。細かく分けても、家計の判断が変わることはほとんどなかったのに。
あとから気づいたのは、毎月必ず固定でかかるもの(家賃・光熱費・通信費・交通費など)は、ひとまとめでいいということ。これだけで費目はぐっと減って、仕分けの迷いがなくなりました。
感覚としては、費目はぜんぶで4つくらいに収めると、管理がぐっと楽になります。
3. つけた先に、何もなかったこと
これが一番大きかったと思います。
がんばって記録しても、分かるのは「先月いくら使ったか」だけ。
知りたかった「うちのお金、大丈夫なの?」には、いつまでも答えてくれない。
頑張っているのに不安が減らないから、続ける意味を見失っていったんです。
発想を変えた——「毎日の記録」をやめて「月1回の確認」に
そこで、思い切って発想を変えました。
家計簿の目的は、記録することじゃない。
「いま大丈夫」「この先も大丈夫」を確認することだ。
そう決めてから、やることを大胆に減らしました。
- 毎日の記録は、アプリに任せる。私はマネーフォワードMEを使っています。カードや銀行と連携しておけば、自動でカテゴリー分けまでしてくれて、記録は勝手に溜まります
- 食費だけZAIM、それ以外はマネーフォワードMEにお任せ。わが家は女3人にしては食費が高めで、そこだけはきちんと把握したかったので、食費だけZAIMというアプリに手入力しています
- 私が手を動かすのは、月末に1回だけ。アプリの数字を見ながら、シートに書き写す。かかる時間は15分ほどです
毎日、記録する家計簿
↓
月1回だけ、確認する家計管理へ
この切り替えで、初めて続くようになりました。
月1回、私が書いている「4つのシート」
月末に書き写す先が、この4つのシートです。
📊 財産目録
資産の現在地を確認する
📋 収支実績表
毎月の収支をざっくり把握する
📅 年間支出計画
今年の特別な支出を見える化する
🗓️ 10年支出計画表
将来の大きな支出に備える
といっても、月1回必ず記録するのは、財産目録と収支実績表の2つだけ。
年間支出計画と10年支出計画表は、車の買い替え・引越し・大学進学など、大きな変化があったときに見返すくらいです。
細かい費目分けもしません。ざっくりで十分。それでも、「いま大丈夫か」「この先どうなるか」はちゃんと見えます。
それぞれのシートの詳しい使い方は、こちらの記事にまとめています。
→ シングルマザーの家計管理|収支をシンプルに整えた3ステップ
変えてから、起きたこと
1つめ。2022年から、4年以上続いています。
月1回15分だけなら、疲れている月でもなんとかなります。
「やらなきゃ」「時間を作らなきゃ」と気合を入れていた家計簿の時間が、「さて、今月はどう変化したかな」と確認するのが少し楽しみな時間に変わりました。
2つめ。数字の増減に、「理由」がつくようになりました。
始める前は、何も見えなくて、不安しかありませんでした。
それが、財産目録を毎月つけていくうちに、増えても減っても、ちゃんと説明がつくようになったんです。
- 先月より着々と、投資や貯蓄が増えている——続けてきたことが、数字で見える
- 先月よりだいぶ減っている——でもこれは、娘の進学でお金を使う時期だから。10年支出計画表で見立てていた支出だから、慌てなくていい
減った月に「想定内だから、しょうがない」と割り切れるようになったのは、自分でも大きな変化でした。
見えているだけで、「なんとなく不安」は「これくらいなら大丈夫」に変わっていきました。
3つめ。休職したとき、パニックにならずに済みました。
収入が止まったとき、財産目録があったから「あと何ヶ月は大丈夫」とすぐに計算できました。
毎日つける家計簿が続かなかった私を支えたのは、月1回の4つのシートだったんです。
(生活防衛資金が100万円を切った日の話はこちら/休職中の家計管理|「続かなくていい」と気づいてラクになった、はこちら)
今日からできる、最初の1ミリ
もし「また家計簿に挫折した…」と落ち込んでいる方がいたら、伝えたいことがあります。
続かなかったのは、あなたの意志が弱いからではなく、方法が合っていなかっただけです。
シートがなくても、今日できることがひとつあります。
銀行の残高を、ぜんぶ書き出してみてください。
メモ帳の切れ端でかまいません。通帳やアプリを開いて、いま持っているお金を1枚に集めるだけ。
それが財産目録の1行目で、私の家計管理はそこから始まりました。
まとめ
- 家計簿が続かないのは、意志ではなく「毎日つける前提」「細かすぎる費目」「つけた先に何もない」が原因だった
- 毎日の記録はアプリに任せて、手を動かすのは月1回15分だけにした
- 月1回の「4つのシート」に変えたら、2022年から4年以上続いて、不安も減った
家計簿は、きれいにつけるためのものじゃなく、「大丈夫」を確認するための道具。
だったら、いちばん楽に続く形でいいんだと、今は思っています。
同じように「続かない」で悩んでいる方へ
私も、何度も家計簿に挫折してきました。
だから作ったのは、「続ける努力」ではなく、「続く仕組み」のほうでした。
この記事でご紹介した4つのシートは、黄色いマスに数字を入れるだけで純資産や年間収支まで自動で計算される、そのまま使えるGoogleスプレッドシートにして、noteで公開しています。使い方ガイド付きなので、初めての方でも迷いません。
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ここまで読んでくださってありがとうございます。
家計の管理は、「何のために、何を見たいのか」がはっきりすれば、あとはそれを確認する仕組みを作るだけ。短い時間で済んで、計画も立てやすくなります。
これからも、リアルなお金の整え方や家計のことを発信していきます。
よかったら、また読みにきてください。
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