離婚調停は、想像していたよりも簡単ではありませんでした。
「話し合えば解決する」と思っていた部分が、私にはありました。でも実際は、相手が「離婚しない」と言い続ける限り、どれだけ申し立てても調停は不成立になります。
この記事では、私が経験した離婚調停のリアルをお伝えします。あの経験があったからこそ、その後の養育費調停では一人で進める覚悟ができました。同じ状況にいる方の、何かの参考になればと思って書きます。
なぜ調停に進むことになったのか
別居を始めたとき、「早ければ半年くらいで解決できる」と思っていました。でも、相手は離婚に応じませんでした。
二人で話し合おうとしても、すぐに感情的になり、本題から逸れていく。「お金のことしか考えていない」「君の性格の問題だ」——養育費や離婚条件の話より、私への批判が始まるのです。
まともな話し合いができないまま月日が経ち、私は調停申し立てを決めました。第三者に入ってもらわないと、前に進めないと判断したからです。
実際の離婚調停で大変だったこと
調停に進んでも、思っていたようには進みませんでした。
相手が有る事無い事を話す
調停委員を前にして、相手は事実とは異なる話を並べていきました。
「妻が面会を邪魔している」「妻の性格に問題がある」——こちらが否定しても、水掛け論になるだけでした。
話が本題から逸れ続ける
離婚条件の話をしたいのに、関係のない過去の出来事が持ち出される。それが毎回続きました。
調停の時間が、本題以外のことで消えていく感覚でした。
冷静でいることが、本当に難しい
月に一度、平日に裁判所へ。会社を休んで片道1時間かけて足を運ぶ。それを何ヶ月も繰り返す。
精神的な消耗は、想像以上でした。
調停員がいても進まないことがある
調停員は中立の立場です。そのため、こちらの状況を十分に汲んでもらえないと感じる場面もありました。
「話し合いの場」である以上、相手が「離婚しない」と言えば、それで終わりです。
結果としてどうなったか
私の離婚調停は、不成立になりました。
その後の選択肢は「裁判」でしたが、裁判はさらに長く、費用も労力もかかります。精神的に限界に近い状態でその判断をするのは、当時の私には難しいことでした。
結果的に別居状態が長く続き、その間は「ひとり親」としての行政支援が受けられない期間がありました。
離婚が成立していないと、手当や減免の対象外になるケースがあるためです。
婚姻費用(別居中の生活費)については、差し押さえの申し立てをして、ようやく相手の職場を通じてわずかに支払われた——それが私の現実でした。
それでも、この経験から得たこと
あの調停を経て、私が学んだことがあります。
- 感情的にならないことが最も大切 — 感情が出ると、相手に「被害者」のポジションを与えてしまいます
- 本題から逸れない — 事実だけを淡々と伝えることが、調停の場では力になります
- 事実を事前に整理しておく — その場で考えるのは難しいので、書き出して準備することが重要でした
この経験があったからこそ、その後に臨んだ養育費調停では、感情よりも事実を伝えることを意識できました。結果は思い通りではありませんでしたが、後悔はありません。
もし調停を考えている方は、準備しておくことを事前に知っておくだけで、消耗の仕方が変わると思います。
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離婚調停の後、私は養育費調停に進みました。同じような経験をされている方に、この流れで読んでもらえると伝わるものがあると思います。