「また今月も振り込まれていない」

そう気づいたとき、怒りが来る人もいれば、ただ疲れてしまう人もいると思います。
連絡しても無視、言い訳ばかり——どう向き合えばいいのか、途方に暮れますよね。

ひとつ、最初に伝えます。待っても、状況が変わることはほとんどありません。
だからこそ、放置せずに動くことが大切です。ただ、感情のまま動いてもうまくいきません。
大切なのは、順番を間違えないことです。

2回の調停を経験した私が、体験を交えながら具体的にお伝えします。

養育費を払わない相手への向き合い方

「払うと言っていたのに払わない」——それ、あなただけじゃない

払わない相手の状況は、だいたいこのどれかに当てはまります。

  • 離婚時に「払う」と言ったのに、振り込みが止まった
  • 最初の数ヶ月は来ていたのに、いつの間にかなくなった
  • 連絡しても無視、または言い訳ばかりで話にならない
  • 「今は無理」「事情がある」と言い続けて、何ヶ月も経つ

こういう状況が続くと、「私が何か悪いことをしたのか」と自分を疑い始めることがあります。
でも、これはあなたの問題ではありません。払わない相手側の問題です。

うちの元夫も、「お金がないから払えない」と言いながら、再婚後は高級SUVで現れ、娘たちに「海外旅行も行く予定」と話していきました。
払えないのではなく、払わないのです。

まず知ってほしい、やってはいけないこと

感情が高ぶっているとき、つい取りがちな行動があります。
それが後々、自分の首を締めることがあります。

我慢して「そのうち払うはず」と待ち続ける

「そのうち払うはず」と待つほど、回収は難しくなります。
おかしいと感じたら、早めに動いてください。

怒りをそのまま相手にぶつける

怒りは当然の感情です。でも感情的になると、相手に「被害者」のポジションを与えます。
記録を残しながら、冷静に動くことを意識してください。

「どうせ無駄」と最初から諦める

「どうせ無駄」と思う気持ち、わかります。
でも動かないかぎり、状況は変わりません。

では、どう動けばいいか

感情を整理したら、次は行動です。3つのステップで動いてください。

※補足:調停に進む前の方法として、公正証書を作成するという選択肢もあります。ただ、私の場合は相手と落ち着いて話し合うこと自体が難しい状況だったため、この方法を選ぶのは現実的ではありませんでした。そのため、次の手段として調停を検討しました。

① 記録を残す

LINEのやり取り、振込履歴、「払わない」と言った発言のスクリーンショット——まずこれらを保存してください。
後の手続きで、記録が必ず力を持ちます。

② 一度、話し合いを試みる

「子どものために必要なお金として話したい」というスタンスで、一度だけ連絡してみてください。
応じてもらえなくても、話し合いを試みた事実が記録として残ります。

③ 調停を検討する

話し合いが難しければ、家庭裁判所への調停の申し立てを検討してください。
弁護士なしでも可能で、費用は数千円程度。調停委員が間に入るため、相手と直接向き合う必要はありません。
申し立て前の準備についてはこちらの記事にまとめています。また、調停では事情説明書という書類も使います。

私が実際に動いたこと、感じたこと

私が調停を申し立てたのは、長女が中学3年生のときでした。
高校受験、歯の矯正、大学進学——これから必要なお金を考えたとき、もう待てないと思いました。

正直に言うと、調停は「すれば解決する」ものではありませんでした。
調停の日は朝から吐き気がするし、調停中は震えが止まらないし、毎回帰宅後はぐったりしていました。

それでも、やってよかったと思っています。
相手の意思が「払わない」であることを、公の場で確認できたこと。
「もしかしたら協力してくれるかもしれない」という可能性に、自分なりの答えが出せたこと。

結果として、私は取り下げを選びました。でもそれは諦めたのではなく、「この先に時間とエネルギーを使わない」という選択でした。
動いたことで、前に進むことができました。

次の一歩へ

「動こう」と思い始めたなら、まず一つだけ読んでみてください。

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