この記事は「経済的DVとは?」の続きとして書いています。

経済的DVは、気づかないまま続いてしまうことが多いです。

「お金の管理をされている」「生活費が足りない」——そういった状況が続いていても、「これが普通なのかも」と思ってしまう。私もそうでした。

経済的DVに気づかなかった理由

経済的DVのよくあるパターン

まず、どんな状況が経済的DVにあたるか整理してみます。

  • 生活費をほとんど渡されない
  • お金の使い道をすべて報告させられる
  • 収入や貯金を把握させてもらえない
  • 働くことや外出を制限される
  • 必要なものを買うことを禁止される

一つでも心当たりがあれば、それは経済的DVのサインかもしれません。

私が経験したこと

私はもともと、コツコツ貯金するのが好きなタイプでした。でも、一緒に暮らし始めてから——彼の借金返済や生活費で、私の貯金はあっという間に消えてしまいました。

「半年後には大きな収入があるから」「必ず幸せにするから」

そんな言葉を、半分信じて、半分は「おかしい」と感じながら、日々をやり過ごしていました。

子どもが生まれても、何も変わらなかった

妊娠・出産しても、状況は変わりませんでした。むしろ悪化しました。

  • 携帯も持たせてもらえない
  • 電車賃すらもらえず、外出もままならない
  • テレビもインターネットも使えない

年子の娘を抱えながら、情報も、外とのつながりも、お金も——何もない部屋の中にいる感覚でした。
それでも、「これが普通かもしれない」と思い込もうとしていました。

なぜ気づきにくいのか

経済的DVが見えにくい理由のひとつは、「徐々に慣らされる」ことです。

最初から極端なことは起きない。少しずつ範囲が狭まっていく。気づいたときには、「これが普通」になってしまっている。

また、海外に住んでいた私には、日本の友人や家族との比較もできませんでした。孤立していることで、「おかしい」と気づく機会自体がなかったんです。

気づいたあと、どうするか

「もしかして、これはおかしいかも」と感じた感覚は、大切にしてほしいと思います。

まずは、認識すること。「経済的DVという状況にいる」と自分で受け止めることが、最初の一歩です。

そして、一人で抱えないこと。信頼できる人や専門機関に話すだけでも、状況は少しずつ変わり始めます。

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