現在は娘たちも高校生になり、育児という言葉が当てはまる時期はとっくに過ぎました。でも、シングルマザーとして一人で家を回すことへのプレッシャーは、子どもが大きくなっても変わりません。むしろ反抗期やSNSの影響など、気を抜いていい時期はないまま、今に至っています。
長年勤めている会社では、ある時期から仕事の質も重さも変わりました。
自分のタスクをこなせば終わりではなく、進捗管理、判断、調整、そして責任。
会議は増え、判断を求められる場面も一気に増えました。残業は当たり前になり、定時で帰るという選択肢は、いつの間にか消えていました。
プレーヤーとしての業務と管理職としての業務で一日が終わり、みんなが帰宅し始める頃になって、ようやく各プロジェクトの仕事に取りかかる。そんな日々が続きました。
それでも続けられた理由
仕事を任せてもらえて、やりがいを感じられる時期もありました。
自分の弱さや未熟さと真正面から向き合いながら、これは自分の成長につながる、収入の安定にもつながると信じて、なんとか前に進んでいました。
そんな時期に、ある言葉が刺さりました。
「できない、できないと思っているとできない。自分はできる。できる自分になる。なりたい自分を信じて、そうなれると願えば叶う。」
くよくよする自分ではなく、なりたい自分に近づけるように、前向きに過ごしてみよう。
そう思えるようになっていきました。
尊敬する周りの人たちが、口を揃えて言っていた言葉があります。
「自分を成長させたかったら、心地よい環境から抜け出せ。」
この言葉を信じて、突き進みました。
こうやって、なんとかここまで続けてきました。
どうやって毎日を回していたのか
毎晩、帰宅は20時ごろ。スーパーで既製品を買い、夕食を簡単に済ませ、夜明けまで仕事に取りかかる日もありました。
仕事と家事をどうやりくりしていたのか——正直、今はあまり記憶がありません。それだけ必死だったのだと思います。
今の私が思うこと
あの頃の自分に声をかけるとしたら、「よく頑張った」と言いたい。
でも同時に、「もっと早く、誰かに助けを求めてよかった」とも思っています。
仕事と家事を一人で抱えることに、限界があることを、私はまだ知らなかった。
この少しあと、私は適応障害と診断されて、休職することになります。
「成長したいなら、心地よい環境から抜け出せ」。あの言葉は、きっと間違いではありません。
でも、ひとりで家庭を支えながら走り続けている人にとっては、自分を追い込む毒にもなる言葉だったと、今は思います。
だから、もしあなたが当時の私と同じように、「まだいける」「もっとできる」と自分に言い聞かせながら走っているなら、これだけは伝えたいです。
頑張りすぎると、人は本当に壊れます。
壊れる前に、休んでいい。誰かに助けを求めていい。
それは逃げではなく、自分と子どもを守るための、立派な判断です。
私がどんなふうに限界を迎えたのかは、休職シリーズ第1話に正直に書いています。
HANA
💜
ここまで読んでくださってありがとうございます。
同じように悩んでいた過去の自分に向けて書いています。
これからも、日々の気づきや心の整え方のことを発信していきます。
よかったら、また読みにきてください。